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【市況】10月10日のNY為替概況

米ドル/円 <日足> 「株探」多機能チャートより

10日のニューヨーク外為市場でドル・円は、149円09銭から148円55銭まで下落して、引けた。

一部連邦準備制度理事会(FRB)高官が最近の長期金利の急伸で追加利上げの必要性が低下したとの見解を強めたことに加えて、ボスティック米アトランタ連銀総裁が金利がすでに十分に景気抑制的で、「これ以上の追加利上げが必要になるとは思わない」との発言を繰り返したため利上げ終了観測が強まった。また、地政学的リスクの上昇で債券買いがさらに強まり、金利低下に連れドル売りに拍車がかかった。その後、米3年債入札の結果が低調で債券利回りが下げ止まり、ドル売りも一段落した。

ユーロ・ドルは、1.0574ドルから1.0620ドルまで上昇し、引けた。

ユーロ・円は、157円97銭へ上昇後、157円54銭まで下落。

ポンド・ドルは、1.2239ドルから1.2291ドルまで上昇した。

ドル・スイスは、0.9083フランへ上昇後、0.9038フランまで下落。

【経済指標】
・米・8月卸売在庫改定値:前月比―0.1%(予想:-0.1%、速報値:-0.1%)

《KY》

 提供:フィスコ

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