【特集】ＲＩＺＡＰ－Ｇ Research Memo（11）：2024年3月期までの先行投資期間は無配予定

■株主還元策

RIZAPグループ<2928>は、株主への利益配分を経営の最重要課題の1つとして位置付けている。配当方針としては、株主へ安定的に増配することを基本的な方向性とし、経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローの状況を勘案したうえで、年間配当額を決定する。2023年3月期及び2024年3月期の配当については、2022年9月に開示のとおり、2023年3月期を初年度とする中期経営計画（2023年3月期～2026 年3月期）において、2023年3月期及び2024年3月期をchocoZAP事業への先行投資期間と位置付けていることから、無配となる。なお、本中期経営計画の3年目である2025年3月期より投資回収期間に入る計画であり、この時点での復配を予定している。

同社の株主優待制度は多様なグループ会社の商品が選択できるため人気が高く、その内容は絶えずリニューアルされてきた。2023年9月末の株主に対しては、商品数が大幅に拡充され100点から150点超えになった。中核サービスであるRIZAP無料利用券、化粧品、調理・美容家電、アパレル商品などが利用可能である。また、RIZAPグループ創業20周年記念特別優待として、chocoZAP3ヶ月無料券が贈呈される。

（執筆：フィスコ客員アナリスト　角田秀夫）

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