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【通貨】東京為替:ドル・円は底堅い、高水準の米金利で

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

2日午前の東京市場でドル・円は底堅く推移し、149円78銭から149円89銭まで小幅に値を上げた。米10年債利回りは高水準を維持し、ドルは売りづらい。鈴木財務相の円安けん制発言で円売りは縮小したが、ドルは引き続き節目150円を目指す展開。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は149円78銭から149円89銭、ユーロ・円は156円79銭から157円08銭、ユーロ・ドルは1.0463ドルから1.0482ドル。
【経済指標】
・日・9月マネタリーベース:前年比+5.6%(予想:+1.6%、8月:+1.2%)
【要人発言】
・メスター米クリーブランド連銀総裁
「今年あと1回の利上げが必要になるだろう」
「需給の再バランスが続き、経済は良好な軌道にある」
「インフレ率を戻すため、金利を高く維持する必要がある」
「インフレリスクは上向きに傾いている」
「賃金圧力が緩和する兆しが見える」
・鈴木財務相
「為替相場はファンダメンタルズを反映し安定的に推移することが重要」
「強い緊張感を持って市場の動向をみている」
「ドルの年初来高値更新、注意しながらみている」
「水準そのものは判断基準ではなくボラティリティが問題」

《TY》

 提供:フィスコ

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