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【市況】株価指数先物【昼】 リバランスの影響から下へのバイアスが強まる


 日経225先物は11時30分時点、前日比360円安の3万1790円(-1.11%)前後で推移。寄り付きは3万2050円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万2100円)にサヤ寄せする格好から、売りが先行して始まった。その後3万1980円まで売られた後は、3万2000円を上回っての推移が続くなか、中盤には一時3万2160円とプラスに転じる場面も見られた。しかし、終盤にかけて下へのバイアスが強まる格好から下げ幅を広げ、3万1800円を割り込んだ。

 日経225先物は、売り先行で始まった後に一時プラスに転じたが、日経平均株価の定期入れ替えに伴うリバランスの影響からロングの動きは限られた。ボリンジャーバンドの-1σを再び下回ったことから、-2σが位置する3万1550円辺りが意識されてきている。米長期金利の上昇も重荷となっているが、積極的な売買が手控えられるなかで、より需給の影響を受けているとみられる。

 なお、NT倍率は先物中心限月で13.56倍に低下した。リバランスの影響が大きく、1月16日の安値13.62倍とのボトム形成とはならなかった。需給イベント通過後の動向を見極めることになろう。

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