市場ニュース

戻る
 

【材料】<動意株・27日>(前引け)=ギグワークス、ドリコム、HOUSEI

ギグワークス <日足> 「株探」多機能チャートより
 ギグワークス<2375>=一時ストップ高。同社は26日、100%子会社のGALLUSYSが、クシム<2345>の子会社であるチューリンガムと共同開発を進めるブロックチェーンゲーム「SNPIT(スナップイット)」のストラテジックアドバイザーに、作詞家で音楽プロデューサーの秋元康氏が就任すると発表。これを手掛かり視した買いが集まったようだ。クシムも商いを伴って急伸している。SNPITは、スマートフォンのカメラで撮影した写真により、独自のトークンを獲得できるゲーム。アラブ首長国連邦(UAE)のドバイに拠点を置くZEAL NOVA DMCCがパブリッシングを行う。ギグワークスは11日、子会社である日本直販の総合プロデューサーに秋元氏が就任すると発表していた。秋元氏ならではの企画とプロモーションを進行させることで、Web3の普及を図るとしている。

 ドリコム<3793>=5日続伸。同社は26日、保有IPを用いたブロックチェーンゲーム「Eternal Crypt - Wizardry BC - 」について、NTTグループのNTTドコモ、NTT Digital(NTTデジタル)の2社とのWeb3連携に向けた取り組みを開始したと発表。これが材料視されている。連携の第1弾として、2024年1月をメドに「dアカウント」のログイン認証で同ゲームをプレイできるようにするという。また今後、NTTデジタルが提供予定のトークンウォレットを同ゲームに導入することを目指し、開発ロードマップの詳細化を検討していくとしている。

 HOUSEI<5035>=切り返し急。同社は新聞社などを主要顧客に紙媒体の編集システム開発・運用を手掛けるほか、越境EC事業なども展開している。26日取引終了後、世界33カ国で利用実績を持つマレーシアTimeTec社の勤怠管理システム「TimeTec」の日本販売権を獲得したことを発表、これを手掛かり材料に買いを呼び込む形となっている。株価は今月6日を境に急速に水準を切り下げる展開で、前日は一時491円まで売り込まれ年初来安値を更新していただけに、目先値ごろ感からの買いも誘導している。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

株探からのお知らせ

    日経平均