【市況】東京株式(前引け)=反落、アジア株安も見送りムード助長
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きょう前場の東京株式市場は全般手控えムードのなか、朝方は高い場面もあったが買いは続かず、日経平均は下値を探る展開となった。前日の米国株市場がレーバーデーの祝日で休場だったことから手掛かり材料に欠け、積極的な買いが入らなかった。日経平均は前日まで6連騰と上値指向が続いており、きょうは目先筋の利益確定売りが優勢となった。アジア株指数が総じて軟調に推移しているほか、米株価指数先物も冴えない動きとなっていることも市場センチメントを冷やしている。ただ、下値では押し目買いが観測され下げ幅は限定的。
個別では、きょうも断トツの売買代金をこなしているレーザーテック<6920>が買い優勢、ニトリホールディングス<9843>も高い。信越化学工業<4063>が堅調、FOOD & LIFE COMPANIES<3563>が大きく買われた。沖電気工業<6703>が一時ストップ高に買われる人気となり、北川鉄工所<6317>も値を飛ばした。半面、JFEホールディングス<5411>、ソシオネクスト<6526>の下げが目立つほか、アドバンテスト<6857>、ソニーグループ<6758>なども軟調。JVCケンウッド<6632>が売られ、イーレックス<9517>は大幅安となった。
出所:MINKABU PRESS