【材料】フット・ロッカーが決算受け大幅安 通期見通しの下方修正と配当も一時停止=米国株個別
スポーツ用品販売のフット・ロッカー<FL>が大幅安。取引開始前に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高は予想範囲内だったものの、既存店売上高が予想以上の減収となったほか、ガイダンスも公表し、既存店売上高や1株利益の見通しを下方修正した。
また、消費意欲の減退が懸念される中で、配当の一時停止も発表。これについてディロンCEOは「戦略的投資に適切な資金を供給し続ける柔軟性を確保するためだ」と述べている。第2四半期は自社株買いも実施しなかったことも明らかにした。
前日は同業のディックス・スポーティング<DKS>も冴えない決算を発表し、株価は大幅安となっていたが、スポーツ用品業界は米国での裁量消費の減退に苦戦を強いられているようだ。
これを受けて前日同様にナイキ<NKE>も続落している。
(5-7月・第2四半期)
・既存店売上高:-9.4%(予想:-8.9%)
・1株利益(調整後):0.04ドル(予想:0.04ドル)
・売上高:18.6億ドル(予想:18.8億ドル)
(通期見通し)
・既存店売上高:-9~-10%(従来:-7.5~-9%)(予想:-8.0%)
・1株利益(調整後):1.30~1.50ドル(従来:2.00~2.25ドル)(予想:1.98ドル)
・売上高:-8~-9%(従来:-6.5~-8%)
(NY時間09:40)
フットロッカー<FL> 15.06(-8.14 -35.07%)
ナイキ<NKE> 97.93(-3.54 -3.48%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
また、消費意欲の減退が懸念される中で、配当の一時停止も発表。これについてディロンCEOは「戦略的投資に適切な資金を供給し続ける柔軟性を確保するためだ」と述べている。第2四半期は自社株買いも実施しなかったことも明らかにした。
前日は同業のディックス・スポーティング<DKS>も冴えない決算を発表し、株価は大幅安となっていたが、スポーツ用品業界は米国での裁量消費の減退に苦戦を強いられているようだ。
これを受けて前日同様にナイキ<NKE>も続落している。
(5-7月・第2四半期)
・既存店売上高:-9.4%(予想:-8.9%)
・1株利益(調整後):0.04ドル(予想:0.04ドル)
・売上高:18.6億ドル(予想:18.8億ドル)
(通期見通し)
・既存店売上高:-9~-10%(従来:-7.5~-9%)(予想:-8.0%)
・1株利益(調整後):1.30~1.50ドル(従来:2.00~2.25ドル)(予想:1.98ドル)
・売上高:-8~-9%(従来:-6.5~-8%)
(NY時間09:40)
フットロッカー<FL> 15.06(-8.14 -35.07%)
ナイキ<NKE> 97.93(-3.54 -3.48%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美