【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】寄付 … ＧＭＯ－ＦＨ、スズデン、コラボス　(8月1日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の7月28日から1日の決算発表を経て2日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　東北化学 <7446>
　23年9月期第3四半期累計(22年10月-23年6月)の連結経常利益は前年同期比13.1％減の7億0700万円に減ったが、通期計画の6億4000万円に対する進捗率が110.5％とすでに上回り、さらに5年平均の75.5％も超えた。

▲No.3　トーソー <5956>
　24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は6300万円の赤字(前年同期は6500万円の黒字)に転落した。

▲No.4　ニチダイ <6467>
　24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は3100万円の赤字(前年同期は600万円の赤字)に赤字幅が拡大した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<7446> 東北化学 　　　東Ｓ　　 -3.54 　　8/ 1　　　3Q　　　-13.14
<6307> サンセイ 　　　東Ｓ　　 -1.95 　　8/ 1　　　1Q　　　　赤縮
<5956> トーソー 　　　東Ｓ　　 -1.86 　　8/ 1　　　1Q　　　　赤転
<6467> ニチダイ 　　　東Ｓ　　 -1.84 　　8/ 1　　　1Q　　　　赤拡
<7177> ＧＭＯ－ＦＨ 　東Ｓ　　 -1.65 　　8/ 1　　上期　　　 17.57

<7480> スズデン 　　　東Ｓ　　 -1.63 　　8/ 1　　　1Q　　　-15.32
<3908> コラボス 　　　東Ｇ　　 -0.85 　　8/ 1　　　1Q　　　　　－

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした2日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース