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【通貨】外為サマリー:一時142円50銭台に上昇、一段の円安・ドル高を意識

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 1日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=142円49銭前後と前日の午後5時時点に比べて30銭強のドル高・円安となっている。

 7月31日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=142円29銭前後と前週末に比べて1円10銭強のドル高・円安で取引を終えた。この日に日銀が臨時の国債買いオペで円金利の大幅な上昇を抑える姿勢を示したことが手掛かりとなり、一時142円68銭まで上伸した。

 市場では当面の日米金利差について急激に縮小することはないとの見方が多く、東京市場に移ってからもドル買い・円売りが優勢となっている。きょう財務省が実施する10年債入札の結果次第で一段の円安・ドル高に振れる可能性が意識されるなか、午前9時50分過ぎに142円50銭台をつけた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0989ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0030ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=156円59銭前後と同7銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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