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【市況】株価指数先物【昼】 売り一巡後は日銀会合の結果待ち


 日経225先物は11時30分時点、前日比550円安の3万2370円(-1.67%)前後で推移。寄り付きは3万2490円とシカゴ日経平均先物清算値(3万2505円)にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まり、現物の取引開始直後には3万2300円まで売られた。売り一巡後は日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとした模様眺めムードが強まり、3万2300円~3万2500円辺りでの保ち合いを継続。

 日経225先物は3万2300円まで売られた後は底堅さも意識されたものの、金融政策決定会合で長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)修正に関する報道が伝わったことが重荷となった。まずは金融政策決定会合の結果を見極めたいところであろう。公表が長引くようだと、思惑的なショートの動きが強まる展開が意識されそうだ。

 なお、NT倍率は先物中心限月で14.30倍に低下したが、引き続き75日移動平均線辺りでの推移を見せており、明確な方向性は出ていない。

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