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【材料】アドテストの4~6月期最終75%減益、SoCテスター市場の推定規模引き下げ

アドテスト <日足> 「株探」多機能チャートより
 アドバンテスト<6857>は26日の取引終了後、24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比25.5%減の1012億5100万円、最終利益は同74.8%減の92億200万円だった。未定としていた中間配当予想は前期と同額の65円とした。

 SoC(システム・オン・チップ)半導体用の試験装置は、スマートフォン市況の停滞を背景に、先端プロセス品関連の販売が落ち込んだ。設備の余剰感の解消にはなお時間を要するとしたうえで、23年のSoCテスター市場の推定規模について、4月時点の約34億~38億ドルから、約32億~35億ドルにレンジを引き下げた。メモリー半導体用試験装置も市況悪化のあおりを受け低調に推移した。

 今期の業績予想は据え置いたものの、第2四半期(7~9月)以降の想定為替レートを1ドル=135円、1ユーロ=150円とし、期初時点の想定の1ドル=130円、1ユーロ=140円からそれぞれ円安方向に修正した。

出所:MINKABU PRESS

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