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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 JIA、ニデック、Genky (20日大引け後 発表分)

JIA <日足> 「株探」多機能チャートより

 7月20日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 JIA <7172> [東証P]  ★上期経常を4.8倍上方修正、通期も増額
 ◆23年12月期上期(1-6月)の連結経常利益を従来予想の5.4億円→26億円に4.8倍上方修正。主力のオペレーティング・リース事業で商品出資金販売やリース付航空機トレーディングが好調に推移したことが上振れの要因。
  上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の22.6億円→34億円に50.4%上方修正。減益率が61.7%減→42.3%減に縮小する見通しとなった。

 アルインコ <5933> [東証P]  ★上期経常を50%上方修正
 ◆24年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の12億円→18億円に50.0%上方修正。減益率が40.8%減→11.2%減に縮小する見通しとなった。高水準な建築需要が継続する中、レンタル関連事業の業績が想定より好調に推移していることが要因。前期に実施した値上げ効果に加え、外貨建資産などの為替評価益の計上も利益を押し上げる。

 ニデック <6594> [東証P]  ★4-6月期(1Q)最終は55%増益で着地
 ◆24年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益は前年同期比55.0%増の640億円に拡大して着地。グローバル自動車生産台数の回復や好調な産業・インフラ需要、為替の円安進行を背景に増収を確保した。構造改革に伴う固定費の大幅な低減に加え、為替差益が増加したことも利益改善につながった。
  上期計画の740億円に対する進捗率は86.5%に達しており、業績上振れが期待される。

 Genky <9267> [東証P]  ★前期経常を15%上方修正・2期ぶり最高益更新へ
 ◆23年6月期の連結経常利益を従来予想の61.5億円→70.8億円に15.1%上方修正。増益率が1.0%増→16.3%増に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。既存店売上高が想定以上に伸長したことに加え、食品の鮮度管理向上による廃棄の抑制やコストコントロール効果も利益を押し上げた。

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