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【市況】株価指数先物【昼】 半導体株売られ、利食いの動きが強まる


 日経225先物は11時30分時点、前日比470円安の3万2510円(-1.42%)前後で推移。寄り付きは3万2790円とシカゴ日経平均先物清算値(3万2880円)を下回り、売り先行で始まった。現物の寄り付き直後に3万2840円まで下げ幅を縮めたものの、上値は重く終盤にかけて下げ幅を広げる展開となり、一時3万2480円まで売られた。

 日経225先物はナイトセッションで一時3万3000円を回復したことから、いったんは達成感が意識されやすい。そのなかで、米国では取引終了後に決算を発表したネットフリックス<NFLX>とテスラ<TSLA>が時間外取引で軟調推移となったことから、利食いの動きが強まったようだ。アドバンテスト <6857> [東証P]が4%を超える下落で日経平均株価を下押す格好となり、為替市場では円相場が1ドル=139円前半と円高に振れていることも重荷となるなか、短期筋のショートに向かわせた面もある。

 なお、NT倍率は先物中心限月で14.37倍に低下した。指数インパクトの大きい値がさ株の弱さが目立っており、NTショートに振れやすい。

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