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【市況】株価指数先物【昼】 ロング優勢も25日線水準では慎重姿勢に


 日経225先物は11時30分時点、前日比400円高の3万2780円(+1.23%)前後で推移。寄り付きは3万2840円とシカゴ日経平均先物清算値(3万2740円)を上回り、買い先行で始まった。寄り付き直後に付けた3万2870円を高値に戻り売りに押され、一時3万2640円まで上げ幅を縮める場面も見られた。しかし、円相場が1ドル=139円20銭台と円安に振れて推移するなかで押し目買い意欲は強く、その後は3万2770円~3万2860円辺りでの保ち合いを継続。

 日経225先物は米国市場の上昇を受けて買い先行で始まった。ファーストリテイリング <9983> [東証P]やソフトバンクグループ <9984> [東証P]、東京エレクトロン <8035> [東証P]など指数インパクトの大きい値がさ株がけん引する格好となった。ただし、25日移動平均線に接近する場面では戻り待ちの売りが入り、同線に上値を抑えられる展開となっている。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀の金融政策決定会合を控え、積極的なロングは手控えられているようだ。

 なお、NT倍率は先物中心限月で14.43倍に若干上昇した。もっとも、東証プライムの8割超の銘柄が上昇するなか、前日の安値水準での推移であり、ややNTショートに振れやすい面はありそうだ。

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