【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 ムゲンＥ、ファーマＦ、ザイン (18日大引け後 発表分)

　7月18日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

　ムゲンＥ <3299> [東証Ｐ]　　★今期経常を36％上方修正、配当も11円増額
　◆23年12月期の連結経常利益を従来予想の28.4億円→38.6億円に35.9％上方修正。増益率が23.0％増→67.2％増に拡大する見通しとなった。不動産買取販売事業で収益性を重視した販売を維持し、売上総利益率が想定を大幅に上回ることが上振れの要因。
　　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の32円→43円(前期は20円)に大幅増額修正した。配当利回りは6.10％に上昇。

　ファーマＦ <2929> [東証Ｐ]　　★今期経常を2.8倍上方修正、配当も2円増額
　◆23年7月期の連結経常利益を従来予想の12.6億円→36億円に2.8倍上方修正。増益率が0.3％増→2.8倍に拡大する見通しとなった。売上高は計画を下回るものの、広告宣伝費の適正化によって採算は大きく改善する。
　　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の20円→22円(前期は20円)に増額修正した。

　ブロンコＢ <3091> [東証Ｐ]　　★今期経常を23％上方修正、配当も2円増額
　◆23年12月期上期(1-6月)の連結経常利益は前年同期非連結比0.8％増の5.9億円と従来予想の3.4億円を上回って着地。既存店売上高が前年同期比14.5％増と好調に推移したことに加え、経費コントロールを進めたことも上振れに貢献した。
　　併せて、通期の同利益を従来予想の11億円→13.5億円(前期非連結は10.2億円)に23.0％上方修正し、増益率が7.8％増→32.6％増に拡大する見通しとなった。
　　業績好調に伴い、年間配当を従来計画の16円→18円(前期は16円)に増額修正した。

　ザイン <6769> [東証Ｓ]　　★上期経常を14倍上方修正
　◆23年12月期上期(1-6月)の連結経常利益を従来予想の1900万円→2億7300万円に14倍上方修正。減益率が97.2％減→59.7％減に縮小する見通しとなった。LSI事業で国内市場を中心に製品出荷が好調に推移したことが寄与。販管費の削減に加え、円安進行に伴う為替差益1億4600万円を計上することも利益を押し上げる。

株探ニュース