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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):ローム、ベル24HD、オービック

ローム <日足> 「株探」多機能チャートより
■ローム <6963>  13,645円  +355 円 (+2.7%)  本日終値
 ローム<6963>がしっかり。12日の取引終了後、出光興産<5019>子会社のソーラーフロンティアが宮崎県内に持つ旧国富工場を取得することで同社と基本合意したと発表した。SiC(炭化ケイ素)パワー半導体を中心に生産能力の拡大を図るといい、事業拡大への取り組みを評価した買いを集めたようだ。取得時期は今年10月を予定しており、ロームグループの主力生産拠点として活用するとしている。

■ベル24HD <6183>  1,383円  +34 円 (+2.5%)  本日終値
 ベルシステム24ホールディングス<6183>が3日ぶりに反発した。12日の取引終了後、24年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算を発表した。売上収益は前年同期比微増の393億7000万円、最終利益は同15.1%増の29億4400万円となった。最終利益の通期計画に対する進捗率は33%台と順調な滑り出しとなっており、買いを集める要因となったようだ。売上収益面では、人材・教育関連やキャッシュレス決済関連業務が好調で、ワクチン関連業務の減少を補った。ベトナム子会社の連結子会社化に伴う段階取得に関する差益や、持ち分法適用会社のTBネクストコミュニケーションズと、タイのTrue Touchが黒字に転じたことによる投資利益の計上、法人所得税費用の減少も増益要因となった。

■オービック <4684>  23,110円  +530 円 (+2.4%)  本日終値
 オービック<4684>が反発。13日付の日本経済新聞は「オービックの2023年4~6月期の連結営業利益が、前年同期比14%増の170億円強だったことがわかった」と報じた。4~6月としては20年連続で過去最高を更新する、という。中堅や大手企業を中心に統合基幹業務システム「オービック7」の新規導入が増えたことが業績を牽引する見通しだ。同社は4~6月期決算の発表を25日に予定している。

■ファーストリテイリング <9983>  35,450円  +590 円 (+1.7%)  本日終値
 ファーストリテイリング<9983>が続伸。この日、日経平均株価は上げ幅が一時500円を超えた。先物買いが裁定取引を伴って指数に対するウエートの高い同社株を押し上げている。更に、ファストリは13日の取引終了後に、23年8月期第3四半期累計(22年9月~23年5月)の決算発表を行う予定。直近で決算発表を行ったアパレル企業の業績回復が目立つなか、決算内容を期待した買いも株価の支えとなっているようだ。

■Zホールディングス <4689>  394.1円  +6.4 円 (+1.7%)  本日終値
 Zホールディングス<4689>が上値指向を鮮明としている。株価はフシ目の400円ラインを突破し、5%を超える上昇で408円40銭まで上値を伸ばす場面があった。2月3日につけた年初来高値428円80銭も視界に入ってきた。12日に傘下のLINEとZHDの国内金融事業を統合すると発表、新会社「LINEヤフー」を10月に発足させるが、これに合わせ、重複する金融事業を再編する方針にある。前日の取引時間中には、傘下の決済アプリ会社PayPayが米国株市場への上場を検討していると伝わり、株価を急動意させたが、足もとでグループ会社を含めた事業再編の思惑が株価を強く刺激している。

■INPEX <1605>  1,684円  +16 円 (+1.0%)  本日終値
 INPEX<1605>が4日続伸。株価は連日の年初来高値に買われた。12日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の8月限が前日比0.92ドル高の1バレル=75.75ドルに上昇。一時76.15ドルまで値を上げ5月上旬以来の高値をつけた。6月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.0%の上昇となり、市場予想(3.1%)を下回った。米金融引き締めの長期化懸念が後退したことで、原油需要の拡大に対する期待が膨らんだ。

■サカイ引越センター <9039>  5,040円  +40 円 (+0.8%)  本日終値
 サカイ引越センター<9039>が反発。岩井コスモ証券は12日、同社株の投資判断「A」を継続するとともに、目標株価を5700円から5850円に引き上げた。23年3月期の連結営業利益は前の期比9.8%増の118億4500万円で着地。主力の引越事業が作業単価の上昇により堅調に推移した。24年3月期の同利益は前期比5.0%増の124億3700万円と前期に続き最高益の予想。同証券では126億円への上方修正を見込んでいる。新型コロナウイルスの感染症法上の分類が5類に引き下げられたことで、人々の活動や経済活動が持ち直すことが追い風となると予想している。前期まで引越業界の売上高首位を10期連続で達成しているが、今期も連続で達成できる見込みであることも評価している。

■アイドマHD <7373>  2,200円  -500 円 (-18.5%) ストップ安   本日終値
 アイドマ・ホールディングス<7373>はストップ安。12日の取引終了後に23年8月期業績予想の修正を発表し、純利益を12億5000万円から13億円(前期比25.2%増)へ引き上げた。ただ、市場予想(14億5300万円)に届かなかったことから、目先材料出尽くしとの見方が強まり売られた。売上高については91億8000万円から90億2000万円(前期比45.6%増)へやや引き下げた。会社側では、第3四半期時点で売上高は高い成長を続けており、受注は堅調としている。クラウドワーカーの活用や正社員の人員採用を進めつつ、生産性向上にも取り組み、利益進捗も順調という。同時に発表した22年9月~23年5月期(第3四半期累計)決算は、売上高が66億3000万円(前年同期比53.4%増)、純利益が11億9300万円(同21.7%増)だった。

■イオンファンタジー <4343>  2,699円  -476 円 (-15.0%)  本日終値  東証プライム 下落率4位
 イオンファンタジー<4343>は急落した。12日の取引終了後、24年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算を発表。営業損益は6400万円の赤字(前年同期は3億2500万円の赤字)となった。営業赤字が継続したことを嫌気した売りが膨らんだようだ。売上高は同16.4%増の188億400万円だった。国内事業は増収・営業増益となったが、中国事業は増収・営業赤字、アセアンは増収・営業減益となった。

■アマテイ <5952>  176円  +50 円 (+39.7%) ストップ高   本日終値
 アマテイ<5952>が急動意。佐藤亮社長が日本経済新聞の13日付インタビュー記事で、EV化によるネジへの需要増への期待は大きいと回答。これを材料視した物色が向かった。

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