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【材料】タビオはカイ気配スタート、第1四半期営業70%増益と高進捗率を好感

タビオ <日足> 「株探」多機能チャートより
 タビオ<2668>はカイ気配スタートとなった。11日の取引終了後に24年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比4.5%増の40億3500万円、営業利益は同70.4%増の2億8700万円となった。靴下やタイツの販売を手掛ける同社の売上高は、防寒目的の購入ニーズが高まる下半期(9~2月)に偏重する傾向があるが、営業利益の通期計画に対する進捗率は第1四半期ながら約64%に上り、業績の上振れを期待した買いが入ったようだ。

 直営店3店舗を新規出店した一方、フランチャイズチェーン店2店舗が退店した。国内専門店事業と国内EC事業、海外・スポーツ卸事業がいずれも増収となった。同社はメンズ顧客層の拡大を目的に、俳優・窪塚洋介氏を「Tabio MEN」の公式アンバサダーに起用。インスタグラムでの動画発信などの反響も大きく、ブランドの認知向上に大きく寄与しているという。

出所:MINKABU PRESS

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