【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証プライム】 … アダストリア、ＤＣＭ、ＯＳＧ　(6月30日～7月6日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の水準から7日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　ＯＳＧ <6136>
　23年11月期第2四半期累計(22年12月-23年5月)の連結経常利益は前年同期比4.4％減の101億円に減り、従来の3.5％増益予想から一転して減益で着地。

▲No.3　スターマイカ <2975>
　23年11月期第2四半期累計(22年12月-23年5月)の連結経常利益は前年同期比33.2％減の23億円に落ち込み、通期計画の43.7億円に対する進捗率は5年平均の61.5％を下回る52.7％にとどまった。

▲No.5　クスリアオキ <3549>
　23年5月期の連結経常利益は前の期比27.1％増の200億円に伸びたが、24年5月期は前期比9.3％減の182億円に減る見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<2753> あみやき 　　　東Ｐ　　 -9.19 　　7/ 3　　　1Q　　　 17.86
<6136> ＯＳＧ 　　　　東Ｐ　　 -7.57 　　7/ 6　　上期　　　 -4.36
<2975> スターマイカ 　東Ｐ　　 -7.24 　　6/30　　上期　　　-33.25
<7679> 薬王堂ＨＤ 　　東Ｐ　　 -4.09 　　7/ 5　　　1Q　　　 10.42
<3549> クスリアオキ 　東Ｐ　　 -3.93 　　6/30　本決算　　　 -9.26

<3050> ＤＣＭ 　　　　東Ｐ　　 -3.11 　　6/30　　　1Q　　　-10.29
<4825> ＷＮＩウェザ 　東Ｐ　　 -2.98 　　7/ 6　本決算　　　　6.58
<2685> アダストリア 　東Ｐ　　 -2.31 　　6/30　　　1Q　　　 28.89
<4187> 大有機 　　　　東Ｐ　　 -1.94 　　7/ 6　　上期　　　-41.18
<8923> トーセイ 　　　東Ｐ　　 -1.16 　　7/ 5　　上期　　　 34.13

<9948> アークス 　　　東Ｐ　　 -1.12 　　7/ 4　　　1Q　　　　5.84
<2659> サンエー 　　　東Ｐ　　 -0.87 　　7/ 5　　　1Q　　　 38.57
<9793> ダイセキ 　　　東Ｐ　　 -0.61 　　6/30　　　1Q　　　 23.10

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした7日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース