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【材料】米住宅ローン金利が7%に接近 住宅建設株も下落=米国株個別

 米住宅ローン金利が再び上昇し、昨年秋に7%を超えて以来の高水準に達している。米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)の調査によると、30年物固定型住宅ローンの平均金利は6.81%まで上昇。20年以上ぶりの高さに達した昨年秋以来の高水準に回復している。

 きょうはリスク回避の雰囲気が強まっており、株式市場は全面安の展開となる中、住宅建設株も売りが目立っている。米国では主力の中古住宅で供給不足が顕著となり、在庫薄となる中、住宅購入者は新築住宅に関心を移している。住宅建設業者も値下げなどを実施する中、住宅市場は回復の兆しを強め、住宅建設業者も好調な業績を示していた。中古住宅市場の在庫薄に関しては、高金利になったことで、低金利時代に購入した住宅保有者の買い替えが進まず、中古物件が市場に出にづらくなっていることが要因。

(NY時間14:09)
KBホーム<KBH> 48.34(-2.21 -4.37%)
レナー<LEN> 120.62(-3.30 -2.66%)
DRホートン<DHI> 115.23(-4.06 -3.40%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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