【材料】ダーデン・レストランツが決算受け下落 既存店売上高がまちまちの結果=米国株個別
レストラン運営のダーデン・レストランツ<DRI>が下落。取引開始前に3-5月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益は予想を上回ったものの、既存店売上高が予想を下回った。売上高は予想範囲内。ガイダンスも公表しており、通期の1株利益の見通しが予想を下回ったものの、既存店売上高および売上高の見通しは予想を上回っている。
同社は声明で「マクロ環境の不確実性の中でわれわれは回復力を示し、高級レストラン部門の不振をロングホーンが補い、多様なブランド・ポートフォリオの強さを証明した」と述べた。
ただ、株価は冴えない反応。ロングホーンの好調、オリーブ・ガーデンのわずかな未達、高級レストラン部門の予想外の落ち込みなど、既存店売上高がまちまちの結果となったことが嫌気されている模様。
アナリストからは、「多くの投資家が求めていた予想を打ち負かすイベントを実現できず、投資家の高い期待に反して、やや複雑な決算報告となった」との指摘も出ている。
(3-5月・第1四半期)
・既存店売上高:4.0%(予想:4.2%)
オリーブ・ガーデン:4.4%(予想:4.6%)
ロングホーン:7.1%(予想:4.5%)
ファインダイニング:1.9%減(予想:2.6%増)
・1株利益(調整後):2.58ドル(予想:2.54ドル)
・売上高:27.7億ドル(予想:27.7億ドル)
(通期見通し)
・既存店売上高:2.5~3.5%(予想:2.6%)
・1株利益(調整後):8.55~8.85ドル(予想:8.81ドル)
・売上高:115~116億ドル(予想:111億ドル)
【企業概要】
北米において、フルサービスのレストランを所有・運営する。オリーブ・ガーデンやロングホーン・ステーキハウス、その他のブランドを展開し、直営店およびフランチャイズ運営される店舗で多様な料理を提供。
(NY時間10:31)
ダーデン・レストランツ<DRI> 163.00(-3.41 -2.05%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
同社は声明で「マクロ環境の不確実性の中でわれわれは回復力を示し、高級レストラン部門の不振をロングホーンが補い、多様なブランド・ポートフォリオの強さを証明した」と述べた。
ただ、株価は冴えない反応。ロングホーンの好調、オリーブ・ガーデンのわずかな未達、高級レストラン部門の予想外の落ち込みなど、既存店売上高がまちまちの結果となったことが嫌気されている模様。
アナリストからは、「多くの投資家が求めていた予想を打ち負かすイベントを実現できず、投資家の高い期待に反して、やや複雑な決算報告となった」との指摘も出ている。
(3-5月・第1四半期)
・既存店売上高:4.0%(予想:4.2%)
オリーブ・ガーデン:4.4%(予想:4.6%)
ロングホーン:7.1%(予想:4.5%)
ファインダイニング:1.9%減(予想:2.6%増)
・1株利益(調整後):2.58ドル(予想:2.54ドル)
・売上高:27.7億ドル(予想:27.7億ドル)
(通期見通し)
・既存店売上高:2.5~3.5%(予想:2.6%)
・1株利益(調整後):8.55~8.85ドル(予想:8.81ドル)
・売上高:115~116億ドル(予想:111億ドル)
【企業概要】
北米において、フルサービスのレストランを所有・運営する。オリーブ・ガーデンやロングホーン・ステーキハウス、その他のブランドを展開し、直営店およびフランチャイズ運営される店舗で多様な料理を提供。
(NY時間10:31)
ダーデン・レストランツ<DRI> 163.00(-3.41 -2.05%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美