【材料】カラダノート---3Qも2ケタ増収、ストック型ビジネスの累計契約者数が着実に増加し、フロー型ビジネスも好調に推移

カラダノート<4014>は14日、2023年7月期第3四半期（22年8月-23年4月）決算を発表した。売上高が前年同期比59.9%増の15.18億円、営業損失が1.47億円（前年同期は1.19億円の損失）、経常損失が1.42億円（同1.18億円の損失）、四半期純損失が1.60億円（同1.26億円の損失）となった。

前年度より、中長期的な事業成長に向け、自社サービス提供によるストック型ビジネスの家族サポート事業（保険代理事業「かぞくの保険」、宅配水事業「カラダノートウォーター」）の事業拡大に注力し、従来のユーザー送客によるフロー型ビジネスから着実に転換を進めてきている。同社は、期末契約者数を重要な指標と位置づけ、ストック型ビジネスの中長期での規模拡大を優先し、インサイドセールス人員の体制強化や自社データベース拡充のための広告宣伝費の先行投資が奏功し、家族サポート事業（ストック型ビジネス）の累計契約者数は順調に増加し、当第3四半期末時点で7,000人を超えるまでに伸長してきている。また、フロー型ビジネスのライフイベントマーケティングでは、ヘアケア・衛生用品関連商材への送客が好調を維持して推移している。

当第3四半期累計期間においてストック型ビジネスの累計契約者数を着実に積み上げたこと、並びにフロー型ビジネスが好調に推移したことにより、売上高は増収となった。費用面においては、ストック型ビジネス拡大に向けた先行投資を継続していることから損失となった。

2023年7月期通期については、業績予想の修正を発表した。売上高が前期比57.0%増（前回予想比23.2%増）の20.50億円、営業損失が1.42億円、経常損失が1.40億円（同＋0.05億円）、当期純損失が1.58億円（同－0.13億円）で、第4四半期は営業利益が黒字となる見込としている。

《SI》

　提供：フィスコ