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【材料】三井ハイテクが大幅高で1万円大台復帰、半導体リードフレーム低迷もEV向けモーターコアに再び脚光

三井ハイテク <日足> 「株探」多機能チャートより
 三井ハイテック<6966>が大幅高、一時700円を超える上昇で1万円大台に乗せ年初来高値を更新した。14日取引終了後に発表した24年1月期第1四半期(23年2~4月)決算では最終利益が前年同期比53%減の32億1300万円と半減した。半導体メモリー市況の低迷を背景に同社が手掛ける半導体リードフレームが低調で全体収益を押し下げた。ただ、半導体分野の足もとの不振は既に織り込まれており、これを改めてネガティブ視する動きにはつながっていない。一方、世界的な電気自動車(EV)シフトの動きを背景に、駆動部分に使用されるモーターコアの需要が旺盛で、部門別では電機部品事業の好調が目立った。EV関連株はここ米国株式市場でも見直しが進んでいる。その象徴株であるテスラ<TSLA>は前日こそ軟調だったものの、今週13日まで13連騰を記録するなどで話題を集めており、東京市場でも三井ハイテクはEV関連株見直しの動きに乗った形だ。

出所:MINKABU PRESS

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