市場ニュース

戻る
 

【市況】東京株式(前引け)=前日比508円高、SQ通過で買い安心感も

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 9日前引けの日経平均株価は前日比508円49銭高の3万2149円76銭。前場のプライム市場の売買高概算は8億8647万株、売買代金は2兆5742億円。値上がり銘柄数は1546、値下がり銘柄数は230、変わらずは58銘柄だった。

 日経平均株価は3日ぶりに急反発。前日のNYダウは168ドル高と3日続伸。米新規失業保険申請件数が市場予想を上回ったことから米長期金利が低下し、ハイテク株を中心に買いが流入した。これを受け、東京市場は値を上げてスタート。6月物限の株価指数先物・オプションの清算値を決める「メジャーSQ」を通過したことで買い安心感も広がり、日経平均株価の上昇幅は500円を超えた。半導体関連などハイテク株や銀行、商社など幅広い業種が買われた。

 個別銘柄では、アドバンテスト<6857>やレーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>が高く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三菱商事<8058>、ダイキン工業<6367>が買われた。半面、三菱重工業<7011>や日本郵船<9101>、積水ハウス<1928>が安い。

出所:MINKABU PRESS

株探からのお知らせ

    日経平均