【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 四国電、自重堂 (30日大引け後 発表分)
四国電 <日足> 「株探」多機能チャートより
5月30日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
四国電 <9507> [東証P] ★非開示だった今期経常は黒字浮上、2期ぶり30円で復配へ
◆非開示だった24年3月期の連結経常損益は380億円の黒字(前期は225億円の赤字)に浮上する見通しと発表。5月19日に規制料金の値上げが認可されたことを受けて業績予想を開示した。電気料金の値上げで小売収入が増加するほか、燃料費など需給関連費の減少なども織り込んだ。
併せて、従来未定としていた年間配当を30円実施する方針とした。2期ぶりに復配となる。
自重堂 <3597> [東証S] ★今期配当を200円増額修正、配当利回り6.5%に上昇
◆23年6月期の期末一括配当を従来計画の300円→500円(前期は300円)に大幅増額修正した。東証が提示した資本コストや株価を意識した経営に関する要請などを踏まえ、株主への利益配分を増やす。
配当利回りは6.57%に上昇。権利付き最終日を1ヵ月後に控え、配当取りを狙う買いなどが期待される。
株探ニュース