【材料】ベスト・バイが決算受け上昇 予想上回る1株利益に安心感=米国株個別
家電量販店のベスト・バイ<BBY>が上昇。取引開始前に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、既存店売上高は予想範囲内の減収ではあったものの、1株利益が予想を上回ったことが好感されている。家電の長期的な販売不振を乗り切っていることが示された。
同社は声明で、「第2四半期の米既存店売上高の減収幅は第1四半期の10%減よりも浅くなりそうだ」と述べ、3月に発表した通期の見通しを堅持した。
消費者が裁量消費を控えたために売上げが激減している中、同社の安定した見通しは微かではあるが、希望の光となっている。ただ、高インフレの影響で買い物客の裁量消費が手控えられる中で回復にはまだ長い道のりがある。
バリーCEOは声明で、「高インフレと低い消費者心理に対処し続ける中で、顧客は明らかに慎重さを感じ、トレードオフの決断をしている」と述べた。
(2-4月・第1四半期)
・既存店売上高:-10.1%(予想:-10.0%)
米国:-10.4%(予想:-10.3%)
海外:-5.5%(予想:-7.9%)
・1株利益(調整後):1.15ドル(予想:1.11ドル)
・売上高:94.7億ドル(予想:95.4億ドル)
米国:88.0億ドル(予想:88.6億ドル)
・粗利益率:22.7%(予想:22.4%)
(5-7月・第2四半期)
・既存店売上高:-6~-8%(予想:-5.4%)
(通期見通し)
・既存店売上高:-3~-6%(予想:-4.4%)
・1株利益(調整後):5.70~6.50ドル(予想:6.20ドル)
・売上高:438~452億ドル(予想:445億ドル)
(NY時間10:19)
ベスト・バイ<BBY> 71.27(+2.12 +3.07%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
同社は声明で、「第2四半期の米既存店売上高の減収幅は第1四半期の10%減よりも浅くなりそうだ」と述べ、3月に発表した通期の見通しを堅持した。
消費者が裁量消費を控えたために売上げが激減している中、同社の安定した見通しは微かではあるが、希望の光となっている。ただ、高インフレの影響で買い物客の裁量消費が手控えられる中で回復にはまだ長い道のりがある。
バリーCEOは声明で、「高インフレと低い消費者心理に対処し続ける中で、顧客は明らかに慎重さを感じ、トレードオフの決断をしている」と述べた。
(2-4月・第1四半期)
・既存店売上高:-10.1%(予想:-10.0%)
米国:-10.4%(予想:-10.3%)
海外:-5.5%(予想:-7.9%)
・1株利益(調整後):1.15ドル(予想:1.11ドル)
・売上高:94.7億ドル(予想:95.4億ドル)
米国:88.0億ドル(予想:88.6億ドル)
・粗利益率:22.7%(予想:22.4%)
(5-7月・第2四半期)
・既存店売上高:-6~-8%(予想:-5.4%)
(通期見通し)
・既存店売上高:-3~-6%(予想:-4.4%)
・1株利益(調整後):5.70~6.50ドル(予想:6.20ドル)
・売上高:438~452億ドル(予想:445億ドル)
(NY時間10:19)
ベスト・バイ<BBY> 71.27(+2.12 +3.07%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美