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【材料】富士フイルムが急反発で年初来高値を更新、今期最高益更新・増配見通しが買いを誘う

富士フイルム <日足> 「株探」多機能チャートより
 富士フイルムホールディングス<4901>が急反発し、年初来高値を更新した。10日の取引終了後、23年3月期の連結決算発表にあわせ、24年3月期の業績予想を開示した。売上高は前期比3.2%増の2兆9500億円、最終利益は同2.5%増の2250億円を計画する。前期に続き最高益の更新を見込むほか、年間配当は同20円増配の150円を予定しており、幅広い投資家の買いを誘う格好となった。

 ヘルスケア・高機能材料を中心とした事業成長などにより、増収増益につなげる。想定為替レートは1ドル=135円、1ユーロ=145円とした。23年3月期の売上高は前の期比13.2%増の2兆8594億100万円、最終利益は同3.9%増の2194億2200万円だった。メディカル関連やイメージングなどの売上高が伸長した。

出所:MINKABU PRESS

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