【材料】川崎汽は24年3月期最終益8割減の見通し、コンテナ船の市況沈静化など反映
川崎汽 <日足> 「株探」多機能チャートより
コンテナ船市況は徐々に巡航速度に戻る過程にあるといい、影響を業績予想に反映した。ドライバルク市況の軟化も見込む半面、自動車船事業は堅調に推移するとみて、営業利益は前期比7.8%増の850億円を見込む。想定為替レートは期中平均で1ドル=125円29銭とした。
今期の年間配当は200円を予定する。同社は昨年10月1日付で1対3の株式分割を実施した。前期の年間配当は、株式分割前の基準で1200円だった。株主還元策を巡っては配当に加え、最低500億円の追加還元を予定しているという。
出所:MINKABU PRESS