【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 守谷輸送機、フレクト、カクヤスＧ (18日大引け後 発表分)

　4月18日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

　守谷輸送機 <6226> [東証Ｓ]　　★前期経常を70％上方修正
　◆23年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の4.4億円→7.6億円に69.6％上方修正。減益率が75.6％減→58.5％減に縮小する見通しとなった。利益率の高い案件が着工できたことに加え、想定より円高が進み材料コストが低下したことなどが要因。

　フレクト <4414> [東証Ｇ]　　★前期経常を一転8％増益に上方修正・最高益更新へ
　◆23年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の1.9億円→2.5億円に30.3％上方修正。従来の17.5％減益予想から一転して7.5％増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。旺盛な大手企業のDX支援の引き合いを背景に、想定以上に案件獲得が進んだことが寄与。品質担保のために開発リソースのコスト(原価)を余剰に確保していたことで、売上増に伴った開発コストの増加が抑制されたことも上振れの要因となった。

　カクヤスＧ <7686> [東証Ｓ]　　★前期経常を93％上方修正、未定だった配当は10円増配
　◆23年3月期の連結経常損益を従来予想の4億円の黒字→7.7億円の黒字(前の期は28.9億円の赤字)に92.5％上方修正した。新型コロナウイルス感染症の5類への移行決定などを受けて酒類需要が増加し、2月と3月の売り上げが伸びたことが要因。
　　併せて、従来未定としていた前期の年間配当は30円(前の期は20円)実施する方針とした。

株探ニュース