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【市況】伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】 4月16日版

日経平均は週明け後に下げると、6月までに2万5661円以下目指す可能性も
1. 日経平均は週明け後に上値を抑えられるかが焦点
 前回、 日経平均株価の4月の月足が陰線引けする展開になる場合、4通りのパターンがあると紹介しました。
 パターン1は、4月がだいたい月初に下げた範囲内で保ち合いとなるパターンです。
 パターン2は、4月中旬頃まで横ばい、または堅調に推移した後、下降する展開です。
 パターン4は、パターン2とほぼ同じ展開で、パターン4の方が月初に上昇する日柄が短く、下降を開始後の下げ幅が大きくなっています。
 パターン3は、月初に大きく下げた後、安値圏で推移する展開です。
 前週は4月6日の安値2万7427円が押し目になった後、一本調子の上昇場面となって、4日の高値2万8287円を超える動きとなっています。
 前週の上昇により、本年4月の日経平均株価はパターン1の展開となって、月足が陰線引けするか、目先、一気に3月9日の高値2万8734円を超えて、4月が陽線引けするかのどちらかになると考えられます。
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