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【市況】米小売売上高の数字をきっかけに、場合によっては2回の利上げの可能性を織り込む動きも

 きょうのNY市場は為替市場はドル買いが強まり、米株式市場は売りが優勢となっている。米国債利回りは上昇。市場からは、本日の米小売売上高を受けて、市場が6月も利上げを実施する可能性を一部織り込み始めたことが要因との指摘が出ている。

 米小売売上高は総合と自動車を除いたコアの数字は前月比で予想以上の減少を示したものの、自動車とガソリン、建材を除いた数字は予想ほど減少したかった点に市場は注目しているという。インフレが引き続き注目され、FRBは年内に少なくとも1回、場合によっては6月も利上げを実施する可能性があるとの見方を示し始めているという。FOMC委員のコメントも、引き続き今後の引き締めを示唆している点も指摘している。

NY株式14日(NY時間14:05)
ダウ平均   33786.53(-243.16 -0.71%)
ナスダック   12055.23(-111.04 -0.91%)
CME日経平均先物 28405(大証終比:-15 -0.05%)

USD/JPY 133.76
EUR/USD 1.0989
GBP/USD 1.2408

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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