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【市況】リッチモンド連銀総裁 物価安定のためにまだやるべきことがある

 バーキン・リッチモンド連銀総裁の発言が伝わり、本日の米消費者物価指数(CPI)データがFRBの目標である2%を大きく上回ったことを受け、「FOMCは物価安定のためにまだやるべきことがある」と語った。

 総裁は米CNBCとのインタビューで、「確かにインフレはピークを過ぎたと思うが、まだ先がある。需要が冷え込んでいる兆候は見られるものの、あまりにも早くインフレの勝利宣言するのは時期尚早で、食料とエネルギーを除く物価はまだ高過ぎる」と述べた。また、「コアインフレをわれわれが望むような水準に戻すには、まだやるべきことがあると思う」とも語った。なお、5月FOMCでの利上げを支持するかどうかについては発言を控えた。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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