【材料】コストコが続落 3月の米既存店売上高が20年4月以来の低い伸び=米国株個別
会員制倉庫型スーパーのコストコ<COST>が続落。前日引け後に3月の米既存店売上高を公表し、0.9%の増収に留まり、2カ月連続で伸びは鈍化した。2020年4月以来の低い伸びとなり、パンデミック開始以来の小幅な伸びとなった。
今回のデータは同社の長く続いた好調な販売実績がついに終焉を迎えるというリスクを強調している。同社は12月と1月に米既存店売上高を6%以上伸ばしたが、2月は3.5%に減速していた。
同社の高所得層の顧客はインフレの影響をあまり受けていないが、買い物客が旅行などのサービスに消費を傾斜させる中、同社も裁量的な商品の売上げ減を免れることができなかった。
(NY時間09:36)
コストコ<COST> 484.96(-12.17 -2.45%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
今回のデータは同社の長く続いた好調な販売実績がついに終焉を迎えるというリスクを強調している。同社は12月と1月に米既存店売上高を6%以上伸ばしたが、2月は3.5%に減速していた。
同社の高所得層の顧客はインフレの影響をあまり受けていないが、買い物客が旅行などのサービスに消費を傾斜させる中、同社も裁量的な商品の売上げ減を免れることができなかった。
(NY時間09:36)
コストコ<COST> 484.96(-12.17 -2.45%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美