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【通貨】外為サマリー:一時131円30銭台に軟化、米景気減速懸念でドル売り先行

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 5日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=131円55銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円00銭強のドル安・円高となっている。

 4日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=131円71銭前後と前日に比べて70銭強のドル安・円高で取引を終えた。この日に発表された米2月雇用動態調査(JOLTS)求人件数や米2月製造業新規受注が市場予想を下回ったことを受け、一時131円52銭まで軟化した。

 この流れを引き継いだ東京市場のドル円相場は軟調な展開となっている。米景気の減速懸念や米長期金利の低下からドル売りが出やすく、午前9時00分ごろには131円31銭まで下押す場面があった。その後はゴトー日(5のつく日と10のつく日)に伴う国内輸入企業のドル需要などから下げ渋る動きとなっているものの、今晩に米3月ADP雇用統計や米3月ISM非製造業景況感指数などの発表を控えているとあって戻りは鈍い。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0961ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0040ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=144円10銭前後と同75銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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