【通貨】外為サマリー:一時132円10銭台まで軟化したあとは下げ渋る
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3日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=132円46銭前後と前週末に比べて40銭程度のドル安・円高で取引を終えた。米3月ISM製造業景況感指数の悪化を受け、一時132円21銭まで軟化した。
この流れを引き継ぐかたちで東京市場でもドル売り・円買いが先行。米景気懸念を背景に、午前8時30分過ぎには132円17銭まで下押す場面があった。ただ、この日の時間外取引で米長期金利の低下が一服していることがドルの下支えとなり、ドル円相場は売り一巡後に下げ渋る動き。今晩に米2月製造業新規受注や米2月雇用動態調査(JOLTS)求人件数などの発表を控えて持ち高を一方向に傾けにくいこともあり、132円50銭台まで値を戻している。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0901ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0060ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=144円50銭前後と同20銭強のユーロ安・円高で推移している。
出所:MINKABU PRESS