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【通貨】外為サマリー:131円30銭台で堅調推移、国内輸入企業のドル需要を意識

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 29日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=131円31銭前後と前日の午後5時時点に比べて15銭程度のドル高・円安となっている。

 28日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=130円89銭前後と前日に比べて70銭弱のドル安・円高で取引を終えた。一時130円41銭まで軟化したあとは下げ渋ったが、利益確定や持ち高調整の動きなどから戻りは限定的だった。

 ただ、28日に発表された3月の米消費者信頼感指数や3月のリッチモンド連銀製造業指数が市場予想を上回ったことから米景気は底堅いとの見方があり、この日の東京市場ではドル買い・円売りが優勢となっている。また、きょうのスポット応当日(取引した通貨の受け渡し日)が月末・年度末となることから国内輸入企業のドル需要が意識されやすいこともあり、午前9時10分以降は131円30銭台で堅調に推移している。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0847ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0030ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=142円43銭前後と同50銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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