【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 サンリオ、寿スピリッツ、マクビープラ (16日大引け後 発表分)

　3月16日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

　サンリオ <8136> [東証Ｐ]　　★今期経常を77％上方修正、配当も5円増額
　◆23年3月期の連結経常利益を従来予想の77億円→136億円に76.6％上方修正。増益率が2.3倍→4.1倍に拡大する見通しとなった。今期業績の上方修正は昨年11月に続き、3回目。行動制限の緩和などで国内の物販事業が大きく伸びるほか、アジアを中心にロイヤリティ収入も好調で売上が計画を大きく上回ることが寄与する。構造改革の進展による原価低減も利益を押し上げる。
　　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の30円→35円(前期は16円)に増額修正した。

　寿スピリッツ <2222> [東証Ｐ]　　★今期配当を40円増額修正
　◆23年3月期の期末一括配当を従来計画の30円→70円(前期は30円)に大幅増額修正した。足もとの好調な業績などを踏まえ、株主への利益配分を増やす。

　ジーダット <3841> [東証Ｓ]　　★今期配当を10円増額修正
　◆23年3月期の期末一括配当を従来計画の15円→25円(前期は1→2の株式分割前で40円)に大幅増額修正した。今期業績が好調に推移していることなどを踏まえ、株主への利益配分を増やす。

　マクビープラ <7095> [東証Ｇ]　　★今期経常を28％上方修正・最高益予想を上乗せ
　◆23年4月期の連結経常利益を従来予想の16億円→20.5億円に28.1％上方修正。増益率が29.8％増→66.3％増に拡大し、従来の7期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。主要取引先である金融業界やウェルネス業界の既存顧客からの売上高が堅調に推移したほか、既存業界や他業界の新規顧客の獲得が順調に進んだことが要因。また、新たに開発したデータ取得技術によって分析精度が向上したことも寄与する。

　トルク <8077> [東証Ｐ]　　★11-1月期(1Q)経常は80％増益で着地
　◆23年10月期第1四半期(22年11月-23年1月)の連結経常利益は前年同期比80.5％増の2.2億円に拡大して着地。価格改定を進めたことに加え、ウェブ受注システムの改善や販売促進キャンペーンを実施したことなどが利益拡大につながった。
　　上期計画の2.4億円に対する進捗率は89.5％に達しており、業績上振れが期待される。


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