【材料】ギットラボが決算受け大幅安　マクロ環境の悪化で売上高見通しが予想下回る＝米国株個別

　企業向けソフトウェア開発のギットラボ<GTLB>が大幅安。前日引け後に１１－１月期決算（第４四半期）を発表し、１株損益は赤字となったものの予想ほどではなく、売上高は予想を上回った。ただ、株価は冴えない反応。ガイダンスで予想を下回る売上高見通しを示したことが嫌気されている模様。

　今回の決算を受けてアナリストからは目標株価の引き下げが相次いでいる。「決算はまちまちな内容だったが、マクロ環境の悪化で約２５％の成長見通しは市場予想の約４０％を大きく下回っている」と述べている。一方、「同社は引き続き力強い競争力を有しており、価格引き上げが今後の成長の再加速につながるはずだ」とも述べた。

（１１－１月・第４四半期）
・1株損益（調整後）：-0.03ドル（予想：-0.14ドル）
・売上高：1.23億ドル（予想：1.20億ドル）

（２－４月・第１四半期見通し）
・1株損益（調整後）：-0.14～-0.15ドル（予想：-0.17ドル）
・売上高：1.17～1.18億ドル（予想：1.27億ドル）

（通期見通し）
・1株損益（調整後）：-0.24～-0.29ドル（予想：-0.54ドル）
・売上高：5.29～5.33億ドル（予想：5.87億ドル）

（NY時間10:04）
ギットラボ<GTLB>　31.31（-13.29　-29.80%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美