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【材料】ウーバーやリフトが上昇 加州控訴裁判所がプロポジション22を承認=米国株個別

 ウーバー・テクノロジーズ<UBER>やリフト<LYFT>、ドアダッシュ<DASH>といった配車サービス銘柄が上昇。カリフォルニア州の控訴裁判所が、ギグワーカーを従業員ではなく独立した契約者に分類する現行法を支持したことが材料視されている。

 「プロポジション22」として知られる、労働者を独立した契約者として分類し、企業が一定の福利厚生の提供義務を免除されるイニシアティブを承認。

 3名の裁判官からなるパネルは「プロポジッション22は労働者補償の権限を侵さず、単一主題規則にも違反しない。しかし、三権分立の原則には違反していると結論づける」と述べた。

 プロポジション22は2020年11月に住民投票で可決されたが、カリフォルニア州の判事が2021年に、職場の基準を定める立法府の権限を侵害するとして違憲判決を下していたが、控訴裁判所はその判決を覆した。

 原告側は判決を不服として、カリフォルニア州最高裁判所に提訴する意向を示している。

(NY時間09:41)
ウーバー<UBER> 33.36(+2.54 +8.24%)
リフト<LYFT> 9.20(+0.74 +8.72%)
ドアダッシュ<DASH> 58.26(+4.46 +8.29%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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