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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 日経平均型優位でNT倍率は14.00倍回復、2万7000円割れでショートカバー意識も


 日経225先物は11時30分時点、前日比650円安の2万7000円(-2.35%)前後で推移。寄り付きは2万7200円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万7160円)にサヤ寄せする格好から、売りが先行した。直後に付けた2万7210円を高値に下落幅を広げており、現物の取引開始直後には節目の2万7000円を下回った。売り一巡後は2万6950円~2万7000円辺りでもみ合いを見せたが、中盤以降にレンジを下放れると、一時2万6840円まで下落幅を広げた。終盤にかけて買い戻しが入り2万7000円を回復したものの、戻りの鈍さが意識された。

 日経225先物は節目の2万7000円をキープできず、一時2万6840円まで売られ、支持線として意識されていた75日、200日移動平均線を割り込んだ。ただし、その後は75日、200日線処で下げ渋る動きを見せており、ショートカバーも入りやすい水準と見られる。スキャルピング中心の短期的な取引となろうが、ややリバウンド狙いのロングも入りやすいところだ。グローベックスの米株先物は小動きながらも主要な株価指数先物がプラス圏で推移している。なお、相対的に日経平均型優位の状況であり、NT倍率は先物中心限月で2月6日以来の14.00倍を回復。高いところでは14.09倍まで上昇し、200日線が位置する14.13倍に接近してきた。

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