【材料】神戸物産は底堅い、急速な円高進行が買いを誘う要因に
神戸物産 <日足> 「株探」多機能チャートより
前週末10日に公表された2月の米雇用統計は、非農業部門の雇用者数は市場の予想を上回った半面、前月と比べ失業率は上昇し、平均賃金の伸び率は鈍化した。FRBの利上げ長期化に対する市場の警戒感が薄れるなか、米中堅金融のSVBファイナンシャルグループ<SIVB>の傘下銀行が破綻をしたことを受け、投資のリスク許容度が大きく低下。安全資産と位置付けられる債券買いで米金利が急低下し、外国為替市場では一時1ドル=133円台半ばまで一気に円高が進んだ。足もとでドル円相場は1ドル=134円台半ばで推移している。
出所:MINKABU PRESS