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【通貨】英ポンド週間見通し:もみ合いか、英国景気の早期回復への期待残る


■弱含み、米金融不安を警戒した売りが入る

今週のポンド・円は弱含み。米利上げ長期化を警戒したポンド売り・米ドル買いは一巡したものの、英国経済の先行き不安は強まり、対円レートは一時162円を下回った。日本銀行は現行の金融緩和策を当面維持する見通しとなり、ポンド・円は一時164円台に戻したが、米金融不安を警戒したリスク回避的なポンド売り・円買いが週末前に活発となり、対円レートは伸び悩んだ。取引レンジ:161円62銭-164円26銭。

■もみ合いか、英国景気の早期回復への期待残る

来週のポンド・円はもみ合いか。英中央銀行は利上げを停止する可能性があるため、リスク選好的なポンド買いは入りづらい。ただ、1月国内総生産は市場予想を上回っており、経済指標で堅調な内容も確認されていることから、早期の景気回復期待が高まれば、対円でのポンドの下げは小幅にとどまりそうだ。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・特になし

予想レンジ:161円00銭-164円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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