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【経済】【クラファン】イークラウド、「特定投資家制度」導入 1社あたり年間50万円超の投資が可能に

 株式投資型クラウドファンディングサービスのプラットフォーム「イークラウド」を運営するイークラウド(東京都中央区)は3月8日、同日より「特定投資家制度」を導入し、個人投資家を対象に「特定投資家」への移行受付を開始したと発表しました。

 株式投資型クラウドファンディングでは、一般投資家の投資額は1社あたり年間50万円以内に制限されていますが、特定投資家へ移行することで同50万円超の投資が可能になります。

 イークラウドでは3月8日より、法令等で定める特定投資家の条件を満たし、かつ、イークラウドが承認した個人投資家について、特定投資家への移行が可能となりました(※50万円超の投資金額コースを用意するかどうかは、クラウドファンディングを実施する各企業が決定)。

 特定投資家は「プロの投資家」として、金融商品に対する十分な知識や経験、財産、リスク管理能力等を有していると考えられる投資家のこと。イークラウドに登録している個人投資家に対するアンケート(2021年実施、回答数599人)で、約35%に50万円超の投資ニーズがあることが分かったといいます。

 同社は「イークラウドは引き続き、株式投資型クラウドファンディングを通じて、スタートアップと個人投資家の出会いを創出し、ビジョンとして掲げている『理想の未来に挑戦できる社会へ』の実現を目指します」としています。

※特定投資家への移行申請手続きの詳細については、イークラウドのサービスサイトを参照。

 なお、FUNDINNO(東京都品川区)が運営するプラットフォーム「FUNDINNO」では2022年9月より、特定投資家制度を導入しています。

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