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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 先週末の戻り高値更新後は25日線での攻防、後場はより狭いレンジの推移に


 日経225先物は11時30分時点、前日比20円高の2万7400円(+0.07%)前後で推移。寄り付きは2万7310円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万7330円)にサヤ寄せする格好で、売りが先行した。2万7290円まで下げた後は買い戻しが優勢となり、中盤にはプラス圏を回復。終盤にかけて25日移動平均線を突破すると、一時2万7460円まで買われ、先週末につけた戻り高値(2万7450円)を更新する場面も見られた。

 日経225先物は米株安を受けて売りが先行したが、東京エレクトロン <8035> [東証P]やアドバンテスト <6857> [東証P]など指数インパクトの大きい値がさ半導体株が売り優勢で始まった後は底堅い値動きで推移しており、ショートを仕掛けづらくさせた。日経225先物はナイトセッションの安値を割り込まず、75日移動平均線を上回って推移するなか、ショートカバーに向かわせたようだ。このリバウンドで戻り高値を更新した後は、25日線に上値を抑えられており、短期的にショートカバーは一巡した格好だろう。後場は2万7400円辺りでの底堅さを見極めつつ、より狭いレンジの推移になりそうだ。なお、NT倍率は先週のリバランスの反動により、先物中心限月で一時13.76倍に低下した。

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