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【通貨】外為サマリー:利益確定のドル売りが先行するも134円台前半に戻す

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 16日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=134円10銭前後と前日の午後5時時点に比べて80銭弱のドル高・円安となっている。

 15日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=134円16銭前後と前日に比べて1円00銭程度のドル高・円安で取引を終えた。米1月小売売上高など市場予想を上回る米経済指標が相次いだことで、米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めの長期化が意識され、一時134円36銭まで上伸した。

 ただ、ドル円相場は1月6日以来およそ1カ月ぶりの高値水準にあり、この日の東京市場では利益確定のドル売り・円買いが先行。午前9時10分ごろには133円78銭まで伸び悩む場面があった。とはいえ、米長期金利が上昇基調にあることから日米金利差の拡大を見込んだドル買い・円売りも入りやすく、その後は134円台前半での動きとなっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0689ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0020ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=143円35銭前後と同60銭弱のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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