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【材料】バフェット氏、第4四半期は売った株のほうが多い アップルは持ち高増やす=米国株個別

 著名投資家のバフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイ<BRK.B>は10-12月期に買った株よりも売った株のほうが多かった。前日に米証券取引委員会(SEC)に提出した文書で明らかになった。

 同社はアップル<AAPL>とパラマウント<PARA>のポジションを増やした一方、8社のポジションを減らした。特に台湾のTSMC<TSM>のポジションを5180万株(約86%)も減らし、これは同社が7-9月期にTSMCへの投資を開始したばかりであることを考慮すると注目すべき動きとも言える。

 また、USバンコープ<USB>、バンク・オブ・ニューヨーク・メロン<BK>、アライ<ALLY>などの持ち株も減らしている。同社は昨年、2006年から投資していたUSバンコープの株式を半分以上減らし、アナリストからは、金融株への投資をさらに減らすのではないかとの指摘も出ていた。

 さらにアクティビジョン・ブリザード<ATVI>、シェブロン<CVX>、クローガー<KR>、マッケソン<MCK>のポジションも減らしている。一方、新たな銘柄への出資はなかった。

 同社は今月末に決算を発表する予定。

(14日終値)
バークシャー<BRK/B> 310.79(-2.95 -0.94%)
アップル<AAPL> 153.20(-0.65 -0.42%)
パラマウント<PARA> 22.45(+0.14 +0.63%)
USバンコープ<USB> 49.13(+0.04 +0.08%)
バンク・オブ・ニューヨーク・メロン<BK> 51.71(-0.21 -0.40%)
アライ<ALLY> 32.61(-0.60 -1.81%)
アクティビジョン<ATVI> 76.78(+0.19 +0.25%)
シェブロン<CVX> 172.32(+1.31 +0.77%)
クローガー<KR> 43.63(-1.26 -2.81%)
マケッソン<MCK> 365.85(-1.11 -0.30%)
TSMC<TSM> 97.96(+1.85 +1.92%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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