【市況】【市場反応】米2月ミシガン大消費者信頼感、1年期待インフレ率が予想上振れ、ドル買い
米ドル/円 <日足> 「株探」多機能チャートより
米2月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は66.4と、1月64.9から予想以上に上昇し、昨年1月来で最高となった。
現在景況観は72.6と、1月68.4から予想以上に上昇し、21年12月以来の高水準。一方で、先行景況感は62.3と、上昇予想に反し低下した。1年期待インフレ率速報値は4.2%と、1月3.9%から予想以上に上昇。また、同5-10年期待インフレ率速報値は2.9%と、予想通り3カ月連続で同水準。
消費者信頼感指数や1年期待インフレ率が予想以上に上昇したため米国債相場は続落。10年債利回りは3.7%まで上昇した。ドル買いも強まり、ドル・円は130円56銭から131円14銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.0700ドルの安値圏で推移した。
【経済指標】
・米・2月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:66.4(予想:65.0、1月:64.9)・米・2月ミシガン大学1年期待インフレ率速報値:4.2%(予想4.0%、1月:3.9%)・米・2月ミシガン大学5-10年期待インフレ率速報値:2.9%(予想2.9%、1月:2.9%)
《KY》
提供:フィスコ