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【通貨】外為サマリー:一時130円70銭台に軟化、米金利低下や株安が重荷

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 8日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=130円86銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円30銭弱のドル安・円高となっている。

 7日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=131円07銭前後と前日に比べて1円60銭弱のドル安・円高で取引を終えた。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長のインタビュー発言が警戒していたほどタカ派寄りでなかったと受け止められ、一時130円48銭まで軟化した。

 その後は下げ渋る場面もあったが、東京市場に移ってからは再びドル売り・円買いが優勢となっている。時間外取引で米長期金利が前日に比べてやや低下していることや、日経平均株価の下落が影響しているようで、午前9時40分過ぎには一時130円72銭まで押された。ただ、一段とドルを売り込む動きはなく、日本時間午前11時ごろに行われるバイデン米大統領による一般教書演説に注目が集まっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0732ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0010ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=140円44銭前後と同1円30銭弱のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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