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【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】寄付 … プロルート、サイオス、高周波 (2月2日発表分)

サイオス <日足> 「株探」多機能チャートより

―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―

 企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

 以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の2月1日から2日の決算発表を経て3日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1 サイオス <3744>
 22年12月期の連結最終損益は6億3900万円の赤字(前の期は3億6700万円の黒字)に転落した。

▲No.2 高周波 <5476>
 23年3月期の連結最終損益を従来予想の4億円の黒字→2億円の赤字(前期は4億1700万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

▲No.3 プロルート <8256>
 23年3月期の連結最終損益を従来予想の0.1億円の黒字→10.5億円の赤字(前期は6億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。赤字額は前期末の純資産を95.5%毀損する規模となった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード 銘柄名    市場  下落率  発表日 決算期 経常変化率

<3744> サイオス    東S   -3.77   2/ 2 本決算     -
<5476> 高周波     東S   -3.48   2/ 2   3Q   148.54
<8256> プロルート   東S   -2.82   2/ 2   3Q    赤拡
<5994> ファインシン  東S   -1.86   2/ 2   3Q    赤転
<3943> 大石産     東S   -1.35   2/ 2   3Q    0.48

<9853> 銀座ルノア   東S   -0.48   2/ 2   3Q    赤転

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした3日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「3Q」は第3四半期累計決算。

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