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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 売り優勢ながらも、大幅上昇に対する調整の範囲内


 日経225先物は11時30分時点、前日比290円安の2万6440円(-0.08%)前後で推移。寄り付きは2万6470円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万6470円)にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まった。直後に付けた2万6430円を安値に、一時2万6570円まで下げ幅を縮める場面も見られた。ただし、重要イベントの日銀決定会合を通過し、18日の米国市場の弱い値動きなどが重荷となるなか、前場半ば以降は2万6430円~2万6520円辺りで25日移動平均線を挟んだ狭いレンジ推移を継続。

 日経225先物は売り一巡後に2万6570円まで下げ幅を縮めたが、前日の大幅な上昇の反動も意識されるなか、こう着感の強い相場展開である。NT倍率は先物中心限月で13.78倍に低下したが、5日線を上回って推移。円相場は一時1ドル=128円台半ばと、やや円高に振れている。日経225先物は売り優勢ながら、大幅上昇に対する調整の範囲内であるため、ショートを仕掛けてくる動きは限られている。後場も25日線を挟んだ推移となりそうだ。

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