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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 NT倍率は13.90倍に上昇、NTロングによるスプレッド狙いのトレード


 日経225先物は11時30分時点、前日比200円高の2万6130円(+0.77%)前後で推移。寄り付きは2万6200円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万6195円)にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まった。現物の寄り付き直後に2万6290円まで上げ幅を広げる場面も見られ、買い一巡後は2万6120円~2万6220円辺りでこう着。前場終盤にかけては、一時2万6080円まで上げ幅を縮めた。

 日経225先物は買い一巡後に上昇幅を縮小しているが、ボリンジャーバンドの-1σを上回って推移しており、ショートは仕掛けづらいところだ。-1σは2万6070円辺りに位置しているため、同水準での底堅さが見られるようだと、ショートカバーを誘う動きが意識されてきそうだ。NTショートの巻き戻しの動きにより、NT倍率は先物中心限月で13.90倍に上昇した。25日移動平均線が位置する14.00倍台辺りまでのNTロングによるスプレッド狙いのトレードが入りやすいだろう。

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